ワーケーション推進への課題③：遊ぶタイミング

いつ遊ぶの？

自分がワーケーションをしていて、問題になる遊び問題。
せっかく遊びも兼ねて旅をしているのだから、遊ばないと損です。「ワーケーション」ですから。単純なワークではありません。

が、これも結構簡単ではないのです。
私のような企業勤めに近い働き方をしている場合は。

本当にフリーランス（個人事業主）で、もう自分の時間の使い方は全て自由！という人は問題ないですが、例えば顧客がいる、チームメンバーがいてその人は企業の人などと言う場合、自分の都合だけでは簡単に抜けられません。

そうなると、やはりフレックスがあってもコア時間は存在し、多くは10:00-16:00とかでしょう。
もちろんワーケーションですので、ある程度自由時間はある前提です。普通は。
フルタイムで働いてワーケーションはほぼ成立しないと考えていいです。

私は一度富士吉田市の富士急ハイランドの近くのワークスペースでワーケーションをしたことがありますが、例えば「お昼を兼ねて富士急ハイランドに行き、FUJIYAMAに１回乗って帰ってくる」ということは結構厳しく、ある程度余裕を持つには２時間から３時間必要で、そうなるとなかなか成立しにくいです。

つまり、ワーケーションをある程度満足にするには恐らくは半休以上は必須です。

基本的には動けるタイミングで遊びに行くしかありません。

従って私の場合は必然的に朝になります。
主に自然や景色を見に行く感じですね。

ただ、そうなると面倒なのは移動。
山奥の滝を見に行くなどの場合、大抵車でそれなりに狭い道を行かねばなりません。
また、私はドローンを飛ばすのが好きなので、ドローンができそうな場所に行きますが、ロケハンをしていない場合が多いため、駐車場がないなどの理由で断念したことが何度もありました。

朝６時に起床して出発。
７時頃にはその場所に到着し、７時半頃まで写真撮ったり、景色を眺めたり。
７時４０分頃には現地を出発し、８時半頃到着。
そこから朝ご飯を食べ、９時半頃からボチボチ仕事、というハードスケジュールです。
休んでる感じが全くしません。

いい景色が見られたというのであれば疲労も吹っ飛びますが、行ったはいいが目的地に入れなかったどあると、疲労が倍になって返ってきます。

恐らく多くの方がイメージしている「ワーク」（労働）と「バケーション」（休暇）のイメージを実践しようとすると、午後半休は必須だと思います。

中途半端にフレックスをする位なら、確実に休んだ方がいいです。
そうなると、「あれ？仕事してるのは損じゃないかな」と思ってしまいそう。

なので、今まで通りの午前半休や午後半休とは違う価値観の「ワーケーション休暇」みたいなものがあるといいんだろうなと思っています。

私事ではありますが、遊び方はどうしても朝（ドローンとか）晩（夜景とか）になります。

そうなると、かなりキツイ。
仕事をし、夜の夜景などの写真を撮りに行こうものなら仕事をしてご飯を食べた後に慣れない夜道を走り、ロケハンなしの目的地へ行きます。

半分旅行なので、ゆっくりしたい気持ちもあれど、そこは一期一会の瞬間に立ち会うため。
温泉に入るために来た訳でもないというタイプなので、やや無理をして行ってます。

自然相手の場合はそれに加えて天候にも左右され、かなりガッツがないと…です。