中小企業向けにシステム構築のお手伝いします。

「1人情シス」という言葉があるように、経済産業省が2016年6月に発表した「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」によると、マクロ推計の2015年時点で約17万人のIT人材が不足しています。

2030年には、(中位シナリオの場合で)約59万人程度まで人材の不足規模が拡大するとの推計結果も出ています。

(出典:経済産業省のレポート)

中小企業(いわゆるベンチャー企業)に勤めていた経験もありますが、なかなかIT人材は面接にも来ません。

「これから新しく会社を作っていこう」というフェーズならともかく、ある程度進んでしまった「老舗の中小企業」は、IT人材が行く可能性は少ないでしょう。
そういう所に、少しでも安く、少しでもIT化を、のお手伝いをしたいと考えています。

1社にずっと在籍するとお金がかかりますが、短期のお助け人としてなら費用は抑えられます。
「短期でたまに来て、たまに手伝って帰る」からこそ無理に人を雇い入れる事無くできます。

そしてWorkerTripですから。数日間は必ず現地に行きます。
仕事
旅行ブログ発信(インスタグラムなども活用)をワンセットに、地域活性化にも繋げられるようにしていきたいと考えています。

AIやビッグデータの前にやるべきこと

最近流行りのAI。

AIを生かすにはある程度の量の整ったデータが必要です。
少ない件数では満足に学習できませんので、結局データを整えることが必要となります。

何もExcelが悪い、紙(FAX)が悪いと言っている訳ではありません。
Excelはなんでもできるツールであり、やろうと思えばできてしまいます。

ただし、「AIを使って何かやってみよう」まで飛躍しないで「データ分析をしてダッシュボードで見える化しよう」というのも容易ではありません。
表記のゆれから始まり、フラグの意味、数ある欠損値、項目の意味や順位付け…。

そのExcelの仕様書でもあれば別ですが、私が知っている中小企業でExcelの仕様書が整っていた企業はありません。

まずはデータを整えること。
そのためのプラットフォームを整えること。
そこから始めた方が結果的に次にも進みやすくなると考えています。

なぜシステム構築は高く感じるか?

ITは決して安い買い物ではありません。
月額15万円位でCRM(顧客管理システム)を売ったことがありますが、ほとんど値段でNGでした。(運用費込みで、です。)

多くのシステムが一品物であるため、過去作ったものと少し違います。
同じ車でも、ボディがあり、タイヤが4つ、ハンドル1つ、ライトが付いていて、と大枠見れば同じでも、新しい金型を作って1つ作るのでは、難易度も値段も跳ね上がるというのは想像できると思います。

多くのシステム構築はそのパターンです。
従って、必然的に高くなります。

例えば下図のように6か月のシステム構築プロジェクトがあったとします。

システム構築の流れ

実際に構築している時間は上記ケースだと2か月程度。
実際に作るまでの時間がかかるのと、作った後の時間がかかるため、「何やってるのだ?なんでそんなに時間がかかるのか?」と思ってしまいがち。

しかも建物などではないため、目に見えません。
周りからは「着々と作っている」という手応えもありません。
そのため、作ったものに比べて「高いなぁ」と感じてしまいがちです。

なお、上記の6か月のスケジュールで最大人数5人で見積もると、大体このような見積もりになります。
システム構築は「人数×1か月の単価×期間」が多いです。
PMが月100万円、SEが80万円、PGが60万円とします。
そうなると、、、

  • PM/1人×6ヵ月×100万円=600万円
  • SE/1人×6ヵ月×100万円+1人×5ヵ月×100万円=1100万円
  • PG/2人×3ヵ月×60=360万円

人件費合計:2060万円
これにシステム構築は何があるかわからないため、リスク費というのを積むケースが多く、例えば10%積むとすると、200万円。

締めて見積金額が2260万円。
出精値引き60万円という値引きが入り、2200万円という見積もりが出てくる感覚です。

「1人100万円は高すぎないか?」とお思いでしょうが、知っての通り人材不足もあり、この金額は比較的良心的です。大手ベンダーですと、もっと値段は上がります。

安く構築するには「可能な限り時間をかけない」事が求められます。

中小企業がオープンソースソフトウェアを使うメリット

世の中にはオープンソースソフトウェア(OSS)というものがあります。
これは、「利用者の目的を問わずソースコードを使用、調査、再利用、修正、拡張、再配布が可能なソフトウェア」であり、自由に使ってもよいソフトウェアになります。

スマートフォンでお馴染みのAndroid(アンドロイド)や、データベースのMySQL、ブログ作成でスタンダートといっていいWordpress、ECサイト構築のEC-Cubeなどは有名です。

これの利点としては、「ライセンス料が無料→費用は最小限」である事が大きいです。
他にも「自分で修正できる」「ベンダロックインされない」など書かれているサイトがありますが、やはりスタートが切りやすいというのは中小企業にとっては大きいと考えてます。

構築と費用

とにかく安く、早く、スモールスタートをモットーに構築します。
主なソフトウェアは以下の通りです。

  • WordPress
  • EC-Cube
  • 追記

以下のケースは自社で構築した方が良いです。
構築のためのお手伝いであれば、一緒に実施させていただきます。

  • 方針が決まっている。
  • デザイン含めてカスタマイズをしたい。

方針が決まっている場合、OSSだと物足りないことになります。
カスタマイズにも関わりますが、あまり改変しすぎてしまうと、バージョンアップの時の恩恵も受けられませんし、何より時間がかかります。必然的にお金がかかります。

できるだけ、ありのままの状態で使い、ブログやECサイトのデザインも、必要に応じて購入するなどで対応した方が良いです。

OSSで物足りなくなったら

物足りなくなったということは、システムをある程度使いこなしたからでしょう。
使い続けると「帯に短し襷に長し」と感じることも多いと思います。

それは立派なことですし、是非1つ上の自前構築をすべきです。
OSSの良い所としては、あまり突拍子もない作りにはなっていません。

ECサイトならECサイトに必要な項目、顧客管理なら顧客管理に必要最低限の項目はあります。
また、データベースの形になっていますので、Excelなどから移すのに比べると、比較的スムーズにデータも移行できるはずです。

要件、要望、運用方法もOSSのシステムを使うことでわかることも多いでしょう。
その上で自前のシステムを作るためのアイデア出し、要件出しもゼロから作るのに比べてまとまりやすくなります。

その時は、導入した本人としてお手伝いいたします。