成功事例を自分の経験と照らし合わせてみます。
事例としてはサクっと書かれていますが、覚悟がないと成功するものも成功しません。

参考:働き方改革の成功事例10選

テレワーク

環境さえ整っていれば、十分可能だと思います。
ショップの定員さんなどは難しいですが、システム部門や営業など(もちろん場合によりますが)、「その場所ににいることで価値がある」<「成果を上げればOK」という仕事ができるなら、問題ないと感じました。

ただ、インフラがある程度しっかりしていることが条件ですね。
テレワークをするための接続できる環境が整っていることなどできていないと「安心できないよ」となり、結局オフィスに来ることに。

ファイルサーバから何から何までインターネット上で構築すれば、実はそんなに難しくないかも。

朝型勤務制度

これは人によるので、制度としてしまうと…と思います。
朝型の人ばかりではないですし、「みんな朝型になれ」と言って簡単になれるものではありません。

一斉にやろうとすると失敗しますね。
プレミアムフライデーと一緒。

業務シェアリング

働き方改革というよりは、業務の負荷分散をきちんとすることでしかありません。
シェアできる環境にするためには、少しは他の人のしていることを知らないといけません。

だからと言ってあらゆる事に首を突っ込ませるとその人の負荷が多くなってしまいます。さじ加減が実に難しい。

何も知らない人がいきなり来て、「はい、あなた業務をシェアされていますから手伝って」と言われても…。
シェアする方もされる方もたまったものではありません。

良くも悪くも業務シェアするためには、忙しい最中にキーマンが休んだり、いきなりトラブル対応をしたりするなどハードな環境となると自然と出来たりしますが、それは業務シェアとは言いません。
一般的には業務マニュアルを整えることや、今後はRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)などと一緒にシェアするなどの対策もあります。

週4日正社員、プチバイト

これはやったことないですが、面白そうです。
週4日はA社、1日はB社、という働き方ができれば、レンタル移籍のような人材に動きがでるのではないかと考えます。

全く違う業界だとその人の良さが活かせませんし、同じ業界だと機密保持などで引っ掛かりそうです。
場所を変える、規模を変える事で同じ業界でも重なり合わない所があります。
そこを狙うとかも良さそうです。この手の提案ならできなくはないかな。

フレキシブルフライデー、集中タイム

プレミアムフライデーはさすがに失敗に終わったと言わざるを得ません。

覚悟が必要で、無理矢理でも帰らせないとなかなか浸透しないでしょう。
「できる人は」という制約だと、効果は期待できません。

ユニーク休暇

これは働き方改革?なのか?
誕生日休暇がある会社案内を見ますので、最近はありますね。

イベントで休みがあるのは個人的には良い事だと感じます。

計画年休制度

飛び石連休の場合、間の1日を休みにするという制度ですね。

これも好き好きなので、やるなら無理矢理の方が良いと思います。
「ゴールデンウィークの人がいない雰囲気が集中できて好き」という人もいますので、全社的にやるなら半強制的に休ませる位の勢いが欲しいです。

育児休暇

無いよりはあった方がいいと思いますが、働き方改革という枠組みとは少し毛色が違う気もしないでもないです。

これも多くの方は復帰後のキャリアの事などで悩んでいるという事例を見ますので、休むのと同時にキャリア形成を考えておかないと復帰後のギャップに悩みそうです。
むしろテレワークを推奨し、単純な休暇ではない方が好ましいという人もいるかもしれませんね。

CWOの任命

リーダーシップと覚悟次第でしょう。
このような事を考えるのはもちろん大切ですし、有意義ではありますが、理想論ばかりだと上手くいきませんからね。
現場の意見だけだと何も変わらないでしょうし。

BPR、業務サポートシステムの導入

システムで変われればそれに越したことはありません。

管理が足りないからと言って、管理システムを追加しても業務が増えるだけです。
システムを上手に入れ替えることやRPAを活用することなどで対応しないと、「余計な管理プロセスが増えただけ」となりかねません。

システムに任せる部分をきちんと定め、管理項目を明確化することができれば、間接業務を減らすことはできると考えます。